「子どもの将来のために、小児矯正を行いたい・・・」
「だけど、子どもうちに行うことだから、絶対に失敗したくない・・・」
そんなお悩みを抱える方のために、今回は、失敗しないための歯科医選びの3つのポイントをご紹介します!
【小児矯正】失敗しない!歯科医選びの3つのポイント!
Contents
小児矯正とは?
『小児矯正』とは、子どものうちから早期に始める矯正です。
人の歯並びは、6歳までにほとんど決まってしまうと言われています。
これは、歯並びの原因となる上顎・下顎の骨の成長が、この頃までにほぼ完了してしまうためです。
顎の成長をコントロールするには、子どもの時に治療をするしか方法はありません。
まだ骨が柔らかい子どものうちに矯正を行うことで、痛みが少なく、また矯正装置に早く慣れることができるというメリットもあります。
小児矯正の開始時期!
小児矯正は、3~4歳ごろから始めることができます。
ムーシールドと呼ばれる、幼児用マウスピースを装着することで、受け口の原因となる口周りの筋肉のバランスを整えることができます。
取り外しも簡単で、お子様が睡眠中に装着することができるというメリットもあります。
治療期間は、一般的に1年程度です。
【小児矯正】歯科医を選ぶポイント!
お子さまの矯正は、自分のこと以上に慎重に歯科医選びするのではないでしょうか?
そこで、歯科医選びを失敗しないための3つのポイントをご紹介します!
十分な事前説明があるか?
小児矯正をする際、事前にしっかりとした説明があるのかを確認しましょう。
具体的には、
・矯正にかかる費用
・矯正にかかる期間
・抜歯の可能性
・診療の流れ
の4つを押さえておきましょう。
ほとんどの歯医者さんは、この4つのポイントを押さえ、しっかりとした説明があるかと思いますが、万が一、説明が足らず、不安に思う場合は他の歯医者さんに相談してみるのも一つの方法です。
小児科歯科/矯正歯科の専門医or認定医
お子さまの歯を矯正する際、やはり気になるのが”しっかりとした歯科医かどうか”ですよね?
できれば、小児矯正を専門とする専門医、もしくは認定医のもとで矯正を受けましょう。
小児歯科の専門医・認定医とは、厚生労働省の認可を受けた、小児歯科の専門的知識・治療技術を持つ歯科医です。
全国に歯科医は約10万にいると言われていますが、小児歯科専門医はわずか約1,200人しかいない、まさにプロの中のプロといえる存在です。
治療を無理に勧めないか?
小児矯正は、小さい頃から始める矯正のため、不安に思う親御さんも多くいらっしゃいます。
そんな中、無理に治療を勧めず、しっかりとした説明をしてくれる歯科医を選びましょう。
小児矯正は医療費控除の対象?
歯の矯正は、基本的には健康保険の適用がなく、自費診療(自己負担10割)となり、医療費控除の対象になりません。
ところが、子どもの矯正治療は、”治療目的の診療”である場合、医療費控除の対象となります。
医療費控除の対象となるのは、
・矯正治療費
・通院のための交通費
です。
お子さまの小児矯正が医療費控除の対象になるか、事前に歯科医さんに確認しておきましょう!