【歯磨き粉】研磨剤の効果!研磨剤のメリット/デメリット!

私達の使用している歯磨き粉の多くに使用されている研磨剤

汚れを落としてくれる優れものですが、正しいものを選ばないとデメリットもあります。

今回は、研磨剤について、その効果とメリット・デメリットをご紹介していきます。

正しい用法を守れば、研磨剤は歯のケアをする上で効果がありますので、ぜひ参考にしてみてください!

【歯磨き粉】研磨剤の効果!研磨剤のメリット/デメリット!

研磨剤って何?研磨剤の効果とは?

歯磨き粉に含まれている成分の一つとして「研磨剤」という物が含まれています。

歯科医院やテレビの広告でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

実は、スクラブ入りの粒々が入っている歯磨きの、あの粒々も研磨剤です。

歯に付着する汚れやステインを落とす目的で歯磨き粉の成分に使われ、主に「歯磨用リン酸水素ナトリウム」「炭酸カルシウム」などが研磨剤の成分になります。

 

研磨剤のメリット・デメリット!

研磨剤にはメリットだけではなくデメリットもあります。

研磨剤入りの歯磨き粉を使う際には、その両方をしっかりと理解して使用するようにしましょう。

 

研磨剤のメリット!

強力な洗浄力でヤニやステインも落とす(ホワイトニング効果)

研磨剤の大きなメリットとして強力な洗浄力が挙げられます。

研磨剤には、歯の表面についた着色を削り落とす効果があります。

歯ブラシでの歯磨きだけでは落としきれない頑固な汚れも、研磨剤を使うことで削り落とすことができ、歯を白くします。

タバコやコーヒーを飲む方の頑固なステインも落とすことが出来るので、研磨剤入りの歯磨き粉は一部の方に特に人気があります。

 

研磨剤のデメリット!

歯のエナメル質を傷つける

ステインやヤニをも落とすことのできる研磨剤。

その強力な効果は歯を傷つける原因にもなります。

着色や汚れを削り落とすので、歯にやすりをかけているのと同じ状態になります。

そうすると歯の表面のエナメル質が削れはじめます。

エナメル質の下の層には象牙質という歯の神経につながる穴が無数にあります。

この象牙質が露出してしまうと知覚過敏など痛みや染みをともなう症状がでる恐れもあります。

 

ステインなどの着色が付きやすくなる

研磨剤を使いすぎると歯の表面が傷つき、ざらざらの状態になります。

この状態になってしまうと、歯の表面がツルツルな人よりもステインなどの着色が歯に定着しやすくなります。

着色が付く事により、さらに研磨剤入りの歯磨き粉を使うようになると、余計歯を傷つけてしまう悪循環に陥ります。

傷ついた歯にさらなるダメージをあたえ、知覚過敏になってしまったり、最悪の場合は神経の治療になってしまうこともあります。

研磨剤の使いすぎには注意しましょう。

 

研磨剤が歯周ポケットに入り込む

細菌の歯磨き粉によく見るスクラブ入りの粒が入った歯磨き粉。

磨いた後の爽快感から人気の歯磨き粉になりますが、このスクラブの粒が歯と歯茎の境目(歯周ポケット)に入り込んで歯茎に炎症を起こす恐れがあります。

歯周ポケットに入り込んだスクラブは通常の歯ブラシでは除去しにくくそのまま蓄積されていきます。

 

歯科医院でクリーニングをする時には、専用の器具を使って歯周ポケットの中を掃除します。

この時に歯磨き粉のスクラブがポロポロとでてくるという方も少なくありません。

特に歯周病で歯周ポケットが深くなっている方は、治療の妨げになってしまいますので、スクラブ入りの歯磨き粉の使用は控えましょう。

 

子供に研磨剤入りの歯磨き粉はNG!

研磨剤は着色などの汚れを落としてくれるというメリット以外はデメリットが多く、特にお子様の歯(乳歯)は大人の歯よりも柔らかいため傷がつきやすくなります。

お子様の歯を健康に白く保ちたい場合は、研磨剤入りの歯磨き粉は使わないようにしましょう。

お子様の歯磨きで重要なのは、しっかりと歯垢(プラーク)を落として虫歯を予防することです。

歯磨き粉よりも歯磨きの仕方が大事なので、しっかりと磨いてあげるようにしましょう。

歯磨き粉を使う場合はお子様用の研磨剤なしの歯磨きジェルなどがおすすめです。

 

日ごろからお茶を飲むお子様はお茶の渋が付きやすい方もいらっしゃいます。

着色が気になるからといって研磨剤入りの歯磨き粉を使うのではなく、歯科医院でクリーニングを行ってもらうようにしましょう。

 

効果的な研磨剤の使い方!

着色が気になる方で研磨剤入りの歯磨き粉を使いたい、という方は毎日使うのではなく、週に1回か2回と回数を決め使うと効果的です。

毎日使うよりも歯の負担が減り、着色も落とせるでしょう。

研磨剤入りの歯磨き粉を選ぶときはあまり粒が大きくないものを選びましょう。

歯の着色がどうしても気になる場合は、歯科医院で専門のクリーニングを受けることをおすすめします。

→『オススメのホワイトニング歯医者!人気3社の値段と特徴を徹底比較!

いかがでしたでしょうか?

頑固な汚れや着色を落としてくれる研磨剤は人気での歯磨き粉ですが、その効果に頼り、常用してしまうと大切な歯を傷つける原因にもなります。

研磨剤入りの歯磨き粉を使う際は、頻度を減らして使用するなど、効果的にしようすることで、歯に与えるダメージを減らし、綺麗な歯を保つことができます。

定期的な歯科医院でのメンテナンスと併用して取り入れていきましょう!

 

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