ホワイトニングは誰でも手軽にできるものと思われていますよね?
設備の整った歯科医院なら誰でも誰でも受けると思われがちなホワイトニングですが、実はホワイトニングができない人もいます。
そこで今回は、体質や薬の影響でホワイトニングができない人の特徴とその理由をご紹介します!
ホワイトニングができない人とその理由!
Contents
永久歯が生えそろっていない子供や16歳以下の未成年者
ホワイトニングは基本的に永久歯が生え揃ってから行うものです。
そのため、まだ永久歯が生えそろっていない子供や、16歳以下の未成年者はホワイトニングをすることができません。
既に永久歯が生え揃っている16歳頃の人が、なぜホワイトニングをできないか気になりますよね?
これは、まだ歯肉が成長中であることから、成人よりもホワイトニングに使用する薬剤の影響を強く受けてしまうためです。
永久歯が生えそろって歯肉がしっかりと安定してからでないとホワイトニングを受けることができないので、歯科医院では、子供はもちろん、16歳以下の人もホワイトニングを受けられません。
また、歯科医院によっては、18歳以下の人はホワイトニングを受けられないというところもあります。
未成年者の方がホワイトニングを受ける場合は、まずは歯科医院にホワイトニングが受けられるかをしっかり確認しましょう!
妊娠している人や授乳中の人!
妊娠中の人や出産をして赤ちゃんに授乳しているという人は、ホワイトニングをすることができません。
ホワイトニングに使用する薬剤は安全なものを使用しているので、妊娠している母親やお腹の中にいる赤ちゃんに大きな影響を与えることはありません。
しかし、ホワイトニングは安全であるものの、歯に直接薬剤を塗るため、身体に大きな刺激を与えることになります。
そのために、万が一のことを考え、妊娠中や授乳中の人はホワイトニングができないようになっています。
あくまで万が一のことを考えてホワイトニングを行わないだけで、ホワイトニングそのものに危険はありません。
多くの歯科医院で妊婦や授乳中の人はホワイトニングを受けることができないようになっているので、念のため注意しましょう。
ただ、すでに授乳が終了した母親は、ホワイトニングを受けることができます。
最近では、わずか30分でホワイトニングができる歯医者さんや、たった2,500円でホワイトニングを受けられる歯医者さんなど、ホワイトニングに特化した歯医者さんが数多くあります。
ご自身の希望に合った歯医者さんを見つけてみてくださいね!
無カタラーゼ症の人!
絶対禁忌症である無カタラーゼ症の方は、ホワイトニングを受けることができません。
ホワイトニングに使用するホワイトニング剤は過酸化水素を使用しています。
無カタラーゼ症の人は、過酸化水素を分解するカタラーゼを持っていないので過酸化水素を分解することができません。
そのため、ホワイトニングで使用する過酸化水素をそのまま飲み込んでしまうと、過酸化水素が分解されずに体内に残ってしまいます。
過酸化水素が分解されないと進行性壊死などを引き起こしてしまう可能性もあるので、安全を考えて無カタラーゼ症の人はホワイトニングを受けられないようになっています。
エナメル質形成不全の人!
また、エナメル質形成不全の人も、ホワイトニングを受けることができません。
エナメル質形成不全とは、先天的に歯の表面にあるエナメル質が形成されないために歯が上手く形成されない状態です。
エナメル質形成不全の人は、普通の人の歯と比べて歯が欠けていたり、変色したりしているためにホワイトニングをするとホワイトニングの薬剤が歯に浸透し過ぎてしまいます。
ホワイトニングの薬剤が歯の深い部分にまで浸透すると、歯の神経にダメージを与えてしまうことがあります。
そのため、エナメル質形成不全の人もホワイトニングを受けることができないようになっています。
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