歯並びが悪いのは遺伝ではない!?不正咬合の真の原因と予防法!

虫歯や歯周病に並び、多くの日本人が抱える歯の問題に“歯並びの悪さ(不正咬合)”があります。

巷ではよく、「歯並びが悪いのは遺伝だ・・・」という話が聞きますが、実は“歯並びの悪さ=遺伝”ははっきりとした根拠が無かったということはご存知でしょうか。

 

そこで、今回は、歯並びが悪くなる真の原因と、その予防法をご紹介します!

歯並びが悪いのは遺伝ではない!?不正咬合の真の原因と予防法!

歯並びが悪いのは遺伝ではなかった!?

ガタガタの歯並びや受け口、出っ歯など、歯並びや噛み合わせの異常を不正咬合と言います。

歯並びの悪さや出っ歯などの不正咬合は、多くの人々の間で遺伝が原因で起こると考えられています。

 

しかし、実は、不正咬合が遺伝によって起こるという根拠はありません

遥か昔、人類がまだ狩りをして生きていた頃、不正咬合や虫歯、歯周病などはなかったと言われています。

つまり、不正咬合は近代の生活環境の変化により、発生してきたものなのです。

 

歯並びが悪くなるメカニズム!

虫歯や歯周病に次いで、多くの日本人が抱える問題の一つに”歯並びの悪さ”が挙げられます。

歯並びや噛み合わせの悪さが起こる原因を説明する前に、まず歯並びが悪くなるメカニズムをご説明します。

 

歯並びの悪さや噛み合わせの悪さには様々な種類がありますが、大きく2つに分けることができます。

一つ目が、歯の位置の異常によって起こる「歯槽性不正咬合」です。

歯槽性不正咬合は、主に歯の大きさや歯の元となる歯胚の位置の異常によって起こります。

 

二つ目が、上下の顎の成長・発育の異常によって起こる「骨格性不正咬合」です。

骨格英不正咬合は、主に炎症や腫瘍、骨折、感染症などが原因で起こります。

 

歯並びの悪さは、この「歯槽性不正咬合」と「骨格性不正咬合」の二つが複雑に絡み合い、生み出されます。

 

歯並びが悪くなる真の原因は“栄養不足”!

「歯槽性不正咬合」と「骨格性不正咬合」の二つが複雑に絡み合い、歯並びの悪さが作られますが、歯並びの悪さの本質的な原因は別にあります。

歯並びの悪さが遺伝によって起こるものでもないとすれば、真の原因とは一体何でしょうか?

 

ずばり、その答えは「栄養不足」です!

 

歯並びは、まず前歯が乳歯から永久歯に生え変わるタイミングで決まります

生え変わりのタイミングで上顎の横幅の成長が十分でない場合、永久歯が生えるスペースが足りなくなり、歯並びが悪くなってしまいます。

 

実は、上顎の骨の成長は、6歳までにほぼ完了すると言われています

子供の上顎の成長に密接に関係しているのが、ビタミンCです。

つまり、上顎の骨の成長が完了する6歳までに、ビタミンCと鉄の二つの栄養素が足りていないと、永久歯が生えてくるスペースが足りなくなり、歯並びがガタガタとなってしまいます。

 

歯並びは母親の栄養状態で決まる!

歯並びは、6歳までの栄養不足によって起こりますが、実は本当の原因は、子供本人の栄養不足ではありません

ここでポイントなのが、歯並びの悪くなった本人の栄養不足ではなく、妊娠前・妊娠中の母親の栄養不足が、子供の歯並びの悪さに密着に関係している、ということです。

 

鉄は、上顎の成長に必要な栄養素の一つですが、6歳までの子供が食事から必要な量の鉄を摂取することは非常に困難です。

6歳までの子供は、母親から可能な限りの鉄をもらって生まれてきます。

つまり、妊娠中の母親が十分な鉄を持っていなかった場合、子供は鉄が足らない状態で生まれ、結果、上顎が上手く成長しなくなってしまうのです。

 

歯並びの悪さを予防する!子供の歯並びを良くするポイント!

このように、妊娠中の母体に十分な鉄がない場合、生まれてくる子供は鉄が足らない状態となり、上顎の成長が未熟になります。

上顎の成長が上手くいかなくなると、乳歯から永久歯に生え変わる際、永久歯が生えてくるスペースが足らず、ガタガタな歯並びとなってしまいます。

それでは、生まれてくる子供の歯並びを良くするためには、どのようなポイントに気をつければ良いのでしょうか?

 

子供の歯並びの悪さを予防するためには、母親は妊娠前から十分な栄養を摂取する必要があります。

なかでも、直接、子供の骨の成長に関わる“”を十分に摂取しましょう。

 

妊娠中は、通常時の2〜3倍の栄養を摂取するように心掛け、最低半年間は続けるようにしましょう!

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