お口の中の病気で、頻繁に発生するものが『口内炎』です。
誰もが一度は経験があると言っても過言ではない『口内炎』ですが、その原因を知る人が少ないのが実情です。
そこで今回は、口内炎ついて解説します。
口内炎の症状と原因!スグにできる口内炎予防!
Contents
口内炎の症状とは?
口内炎の症状といえば、真っ先に痛みが挙げられます。
端的に説明すると、口内炎とは、「口の中、そしてその周辺の粘膜に対して発生する炎症」のことを言います。
一口に口内炎といっても、症状の重度は様々です。
軽い症状であれば、赤く腫れ、所々に斑点や浮腫が発生して、刺激の強い食べ物を口に含むとしみるのが特徴です。
特に多いのが『アフタ性口内炎』と呼ばれる口内炎です。
このアフタ性口内炎は、白もしくは黄色の膜で覆われた潰瘍が発生し、治癒には最長で2週間程度要します。
重度の口内炎になると、一般的に「びらん」と呼ばれているただれが発生したり、単なる膨れが発展してえぐれた状態の穴や水疱ができたりします。
こうなると、日常の会話にも支障をきたしてしまいます。
また、出血も多量に発生することで、口内が不快な状態となり、同時に相当な痛みも発生します。
口内炎になる4つの原因!
栄養バランスの乱れ!
口内炎が発生する主な原因としては、栄養バランスの乱れがあります。
毎日3食をバランスよく摂取していれば良いのですが、栄養素をバランスよく摂取していないと本来人間が持ち合わせる抵抗力が低下します。
特に、ビタミンB群が不足することが、口内炎の発生に大きく影響するといわれています。
ビタミンB群の不足により、口内の細菌に対して抵抗できなくなると、口内炎が発生します。
ストレスによるビタミンB不足!
人はストレスを感じるとビタミンBを大量に消費します。
ビタミンBが不足すると口内炎が発生してしまいます。
ストレス社会に生きる現代人は、ビタミンB不足が慢性化しがちになっており、口内炎の発生にも繋がっています。
生活習慣の乱れ!
また、生活習慣の乱れも大きく影響します。
毎日夜更かしをしたり、暴飲暴食などで乱れた生活習慣を送ったりすると、普段であれば問題なく作用する免疫力が低下します。
口内でも同様で、抵抗力が著しく低下することで、口内炎の発生リスクが増大します。
ドライマウスによる唾液不足!
口内に唾液が不足することで、ドライマウスとなり口内炎が発生するケースもあります。
唾液は、口内の細菌を殺菌する役割を果たしています。
その唾液が不足することで、相対的に細菌が増殖しやすい環境となり、口内炎となりやすいのです。
歯磨き粉の刺激!
他にも、意外なところでは歯磨き粉が体質に合わないことで発生するケースもあります。
歯磨き粉には合成界面活性剤を使用しているケースがありますが、この成分が刺激となって炎症を起こすこともあります。
スグできる!口内炎の予防方法!
ビタミンB群の摂取!
口内炎を発生させないためには、まずは栄養バランスを考えた食事をとることが重要です。
特に、ビタミンB群を多く含んだものを摂取することが、口内炎予防に効果抜群です。
ビタミンB群は、主に、牛乳やレバー、さんま、うなぎなどから摂取できます。
これらを、毎日の食事に適度に織り交ぜて摂取するのが口内炎予防に有効的といえるでしょう。
生活習慣の改善!
また、毎日の生活習慣を整えることも重要です。
睡眠時間をしっかりと確保て、決まった時間に食事を取るように心がけましょう。
更に、ストレスも口内炎にとっては大敵ですので、適度にストレス発散できる手段を確保しましょう。
ストレスフリーな生活を送ることが口内炎予防に最適です。
運動などでストレス発散すると、口内炎予防としてだけでなく、代謝を良くする効果もあり良いですね。
口内炎が発生したら?口内炎の対処法!
では、実際に口内炎が発生した場合は、どのように対処すればよいのでしょうか?
まずは、口内に発生している細菌の増殖を防止することが重要です。
手軽に細菌の増殖を抑える方法として、うがいがあります。
うがい薬を用いてうがいすると更に効果的で、細菌の減少効果が期待できます。
また、口内炎が発生した場所に軟膏やパッチなどを貼ると、炎症を鎮める効果があります。
逆に、口内炎を悪化させるような刺激の強い食事や飲み物の摂取は避けるようにしてください。
特に、アルコール系ドリンクは刺激が強く、加えて、飲みすぎた場合には不摂生となり口内炎を悪化させてしまう恐れもあるのでご注意ください。
他にも、ビタミンB群を含んだ食事を取り、規則正しい食事を摂取することで治癒力を高める事ができます。
バランスの取れた食生活、ストレスの溜めない生活を心がけ、口内炎ができない健康的な生活を送りましょう!
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