ここでは虫歯の原因について、主に生活習慣の面から解説していきます。
予防したいと考えている人は、まずは虫歯になる原因を知ることが重要ですので、ぜひ参考にしてください。
虫歯の原因知ってます?マジで危ないアノ生活習慣!
Contents
なぜ虫歯になるの?虫歯菌だけが原因じゃない!
健康な歯を虫歯にする元凶は、虫歯菌という細菌です。
ただ、虫歯菌は誰の口内にも存在する常在菌で、虫歯菌を持っている人が100%虫歯になるとは限りません。
実際、「人生で一度も虫歯になったことがない!」という人も少なからずいます。
ズバリ虫歯になる原因は、生活習慣にあります。
毎日どのような生活習慣を送っているかで、虫歯になりやすい人となりにくい人を見分けることができます。
稀に「虫歯になりやすい人は親からの遺伝でしょ!」という意見がありますが、これは正しくありません。
虫歯菌は生まれながらに口内に存在する菌でないからです。
虫歯菌は赤ちゃんの時に、母親や父親からキスをされたり口移しで食べ物を与えられたりすることで移る菌です。
では次に、具体的にどのような生活習慣が原因なのかを見ていきます。
虫歯の原因になる3つの生活習慣
1.正しい方法でブラッシングができていない
歯磨きをしていないのは言うまでもありませんが、正しい方法で出来ていない習慣がついてしまっている人は少なくありません。
数十秒で終わるような雑な磨き方をしてしまうと、食べカスや虫歯菌の温床であるプラーク(歯垢)をキレイに除去できません。
毛先のまっすぐな歯ブラシで歯の1本1本を丁寧に時間をかけてゆっくり磨き、デンタルフロスや洗口液も併用することが重要です。
→『歯磨き粉を選ぶポイント!虫歯予防にオススメの歯磨き粉5選!』
2.甘い物をたくさん食べる
「虫歯と言えばチョコレートやスナック菓子などの甘い食べ物!」とイメージする人は多いでしょう。
甘い食べ物が虫歯の原因になるのは、虫歯菌が大好物である糖が多く含まれているからです。
虫歯菌はこの糖から酸を作り出し、酸は歯の表面であるエナメル質を溶かす原因となります。
たくさん食べているのに虫歯にならない人は、正しい方法でブラッシングができている人、もしくは体質的に歯の質が強い人です。
いずれにしても、虫歯になる確率を少しでも下げたいのであれば、甘い物を食べる習慣を減らして酸を多く作らせないことが大切です。
→『間食を変えてお口に健康を!口を爽快にするオススメのガム4選!』
3.過度の喫煙や飲酒
タバコに含まれるヤニは、歯につくと粘着性のあるネバネバに変化します。
そこに虫歯菌が溜まると、日々の歯磨きだけでは簡単には取り除きにくいため虫歯になりやすい口内環境になります。
また飲酒によるアルコールの摂取も原因の1つです。
アルコールは体内の水分を奪うことで、口内の唾液分泌も減少させる作用があります。
唾液には虫歯菌が作る酸を中和させる働きがあるため、少なくなることで虫歯になる確率が高くなってしまいます。
虫歯になる原因 (生活習慣以外)
生活習慣の他にも、人によって虫歯の発症確率を高める原因があります。
例えば以下のような原因が挙げられます。
○過去に詰め物やブリッジの治療をしたことがあり、虫歯菌が滞留しやすい
○歯並びやかみ合わせが悪く、虫歯菌が滞留しやすい
○体質や妊娠などが原因で唾液の分泌量が少なくなり酸が中和されにくい
○生まれつき歯の質が弱く、菌への抵抗力が弱い
このように、人によって虫歯になる原因は千差万別です。
生活習慣を見直しても虫歯になってしまう人はこれらいずれかの原因が考えられます。
自分で改善することは難しいため、歯医者へ検診に行くことをおすすめします。
虫歯予防のためにも、上記の原因に注意して歯の健康を保ってくださいね!
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