笑顔からこぼれる、透明感にあふれる白く輝く美しい歯。
だれもが憧れてしまいますね。
美しく輝く白い歯は、セラミックで叶えられます。
ここでは、セラミックにまつわるメリットやデメリットを詳しくご紹介します!
必見!セラミック歯のメリット・デメリット!
Contents
セラミックの治療法!
セラミックには、
・オールセラミックといわれる陶器100%で作られたもの
・ハイブリッドセラミックといわれるレジンにセラミックの微粉末を混ぜたもの
・装飾品にも使われるジルコニア、さらに新しい素材であるe-max
など、様々な種類があり、それぞれに違った特徴やメリット、デメリットがあります。
それでは、セラミックの治療はどのようにして行われるのでしょうか。
セラミックを詰める・かぶせる!
虫歯を削り、そこに詰め物をする際にセラミックを使用することを”セラミックインレー”といいます。
セラミックインレーは銀歯と違って見た目が白くて自然であり、汚れも付着しにくいのがポイントです。
また、前歯などで虫歯の範囲が広く、強度に問題がある場合や、虫歯が進行してしまい歯を削らなくてはならないときなどは、詰め物で対応できないことがあります。
その場合、歯の根っこに土台を立てて、上から冠をかぶせます。
この土台に使われる素材と、上からかぶせる冠の素材が見た目と使用感に現れます。
冠には金属製のものやセラミック製のものが使われ、見た目的に自然なのはセラミック製です。
土台には主にメタルコア、もしくはファイバーコアが使用され、ファイバーコアは保険診療外となります。
メタルコアでは歯茎の黒ずみが心配されますが、ファイバーコアではその心配はなく、適度な弾力と水分を含み、隣接する歯や噛み合わせる歯にも優しいのが特徴です。
セラミックのメリット!
見た目の美しさ!
セラミックの最大のメリットは、その見た目の美しさです。
自分の歯の色に近い自然な色や、複雑な配色を再現することができ、透明感のある美しい歯を手に入れることができます。
本物の歯とは見分けがつきにくいのが利点です。
汚れがつきにくく落としやすい!
セラミックの歯の表面はツルツルとしていて汚れがつきにくく、落としやすいという特徴があります。
治療した歯がまた虫歯になることを二次カリエスといいますが、これが起きにくいのが、セラミックの歯の特徴です。
→参考記事:『虫歯を放置すると危険!?歯の健康と死亡率の関係!』
また、プラスチックは経年により変色してくることがあるのに対し、セラミックは変色にも強く、何年たっても、黄ばんでくることがありません。
歯垢や歯石も落ちやすく、お口の中を清潔に保つことができます。
金属の流出がない!
オールセラミックの場合は、金属をまったく使用しないため、経年劣化による金属の流出がありません。
ですから、歯茎がだんだん黒ずんでくる、というようなことも起きません。
金属アレルギーをお持ちの方にも有効な方法のひとつです。
セラミックのデメリット
衝撃に弱い!
セラミックのデメリットは、陶器で作られているために、比較的衝撃に弱く、欠損しやすいということです。
特にオールセラミックの場合は陶器100%で作られているために強度が弱く、通常は奥歯の治療には使用できません。
ですから、オールセラミックの場合は、その高い審美性を生かすため、前歯に主に利用されます。
もしセラミックが欠けた時、欠けが大きい場合は修理するのが難しいため、再度作り直す、ということになります。
このように、セラミックは金属に比べ強度が低いため、ある程度の厚みが必要になります。
そのため、自分の歯を削る割合が大きくなります。
また、セラミックはもともとの歯よりも硬いため、隣接した歯や噛み合わせる部分の歯を痛めてしまうことがあります。
治療にはお金がかかる!
お値段のことをいいますと、医療機関にもよりますが、一本数万円で治療することができます。
この先何年も使う歯を数万円で買えるならば、お得なものですよね?
→参考記事:『セラミックはお得!?セラミック歯の値段相場!』
一般的な治療に保険診療で使われるプラスチック素材が20年ほどで変色してきます。
それに対し、セラミックは比較的、歴史が浅いため、その耐久性は今も研究されています。
セラミックにはいろいろなメリット、デメリットがあります。
前歯など、見た目を気にする部分にはセラミックを、奥歯など、見た目よりも強度が重要な部分には他の素材のものを、というように用途に応じて使い分けるのもひとつの方法です。
白く美しい歯を手に入れれば、人前でも気にせずに話したり大きな口を開けて笑うことも可能になります。
自分の笑顔により一層の自信が持てるのではないでしょうか?
セラミックを気になっていた方は、これを機会に、一度歯医者さんに相談してみてくださいね!
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