「毎日歯磨きをしているから虫歯予防は完ぺき!」と考えている人は少なくありません。
ブラッシングは確かに基本的な虫歯予防策の1つですが、確実に虫歯予防するにはそれだけでは不十分です。
ここでは、より効果の高い虫歯予防の方法についてご紹介します。
虫歯になるリスクとは?
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虫歯になるリスクは、単に歯が痛む・しみるといったことだけではありません。
例えば、以下のようなリスクやデメリットがあります。
・虫歯の症状により、ストレスや疲労が溜まる。
・虫歯の症状が進行すると、動脈硬化など全身に悪影響が及ぶ。
・虫歯の治療には、数千円〜数万円の治療費がかかる。
・虫歯は一度では完治しないので数回通院する必要がある(貴重な時間が取られる)
これらのリスクを防ぐためには、日々の虫歯予防が重要です。
それでは、誰でも日々実践できる虫歯予防の方法について見ていきましょう。
今日から実践できる!3つの虫歯予防法!
正しいブラッシングを行う!
正しいブラッシング方法を実践することが、基本にして最大の虫歯予防となります。
ただ、誤った方法がクセになっている人は少なくありません。
例えば、汚れを落とすためにゴシゴシ強く磨きすぎるのはNGです。
歯の表面に傷がついて、虫歯菌が内部に侵入しやすくなってしまうためです。
虫歯予防でブラッシングをしているはずが、虫歯の原因となっている可能性があります。
正しい磨き方を身につけ、虫歯を予防しましょう。
磨き方のポイントは3つです。
1. 歯一本一本ゆっくり丁寧に磨く
2. 小刻みに振動させるように歯を磨く
3. 歯ぐきが傷つかないように磨く
ついつい歯を強く磨きがちな人は、毛先が柔らかめの歯ブラシを選ぶといいでしょう。
また、音波の効果でより細かく磨くことができるので、電動歯ブラシを使うという方法もあります。
虫歯予防効果の高い歯磨き粉を使う!
歯磨き粉の中には、フッ素の配合量が少ない種類があります。
フッ素には、虫歯菌が歯を溶かす”脱灰”という現象を抑制し、歯の”再石灰化”という現象を促す働きがあります。
フッ素の配合量がわからない人は、ドラッグストアでおすすめの商品を聞いたり、歯科医院で販売されているものを直接購入したりするといいでしょう。
ケアアイテムを活用する!
歯ブラシや歯磨き粉を使い、口内に残る食べカスや細菌を除去することで、虫歯予防をすることができます。
虫歯予防に向いている歯ブラシや、歯周病予防に向いている歯ブラシなど、歯ブラシの種類にも様々あります。
目的にあった歯ブラシを選び、効果的に虫歯予防をしましょう!
他にも、デンタルフロスや洗口液(デンタルリンス)といったケアアイテムを活用することで、口内の浄化が期待できます。
デンタルフロスには糸状タイプや柄付きタイプのものがあり、糸状は前歯周辺、柄付きは奥歯など使い分けることができます。
磨きにくい奥歯や、歯ブラシでは磨ききれない歯と歯の隙間の汚れを除去することができます。。
洗口液は、丁寧なブラッシングをした後に使うのが鉄則です。
また、稀にブラッシングをせずに洗口液だけで済ませてしまう人がいますが、洗口液だけでは、歯垢の原因となるプラークをキレイに除去できません。
あくまで残りの食べカスや細菌を取り除き、口内を浄化する補助アイテムと考えておきましょう。
歯科医院でよりレベルの高い予防が可能!
ここまで紹介した3つの虫歯予防法は、セルフケアやホームケアと呼ばれる種類のものです。
こうした自分で行うケアではなく、歯科医院でより高い予防効果のあるケア(=オフィスケア)をしてもらうことも、虫歯予防に非常に有効です。
専用の器具で、プラークやプラークの塊である歯石を除去してくれたり、自分の歯並びや歯質に合ったブラッシング方法やケアグッズのアドバイスをしてくれたり、といったメリットがあります。
「確実に虫歯予防をしたい!」とお考えの方は、セルフケアだけでなく、歯科医院でのケアも受けることをおすすめします。
より高い虫歯予防効果を得られるとともに、虫歯を含む、歯や歯ぐきの異常を早期発見・治療してもらえるメリットがあります。
また、最近では、虫歯治療がたったの1日で完了する、通わないで良い歯医者さんなど、虫歯治療のための歯医者さんの数が増えてきています。
気になる方はぜひ参考にしてみてくださいね!
→『虫歯治療が1日で完了する、通わなくていい歯医者 ブランパ銀座』
セルフケアで完璧に虫歯予防を行なっているつもりでも、意外と隅々まで磨ききれていないことがあります。
また、虫歯の初期症状は、痛みがない場合もあります。
→『気づかぬ間にあなたも虫歯!?虫歯の症状と進行ステップ!』
定期的に歯科医院での検診を受け、虫歯予防を行いましょう!
『知らぬ間に進行する虫歯の恐怖!虫歯の症状と進行ステップ!』