皆さんはどのような基準で歯磨き粉を選んでいますか?
価格だけで選んでいたり、ネームバリューで選んでいる人が意外と多いのではないでしょうか?
しかし、実際は、自分が今どのようなことで悩んでいるかで歯磨き粉を使い分けることが大切です。
今回は、症状別に歯磨き粉を選ぶポイントをご紹介します。
歯磨き粉を選ぶ際には、ぜひとも参考にしてみてください。
【症状別】歯磨き粉を選ぶポイント!
Contents
症状別!歯磨き粉を選ぶ基準!
『歯周病』のような症状!
・口がネバネバしている
・朝起きると口臭がきつい
・口臭を指摘された
・歯磨きをすると出血がある、など
歯周病のような症状が見られる人は、歯周病対策に特化している歯磨き粉を選ぶようにしましょう。
(例)クリーンデンタルやシステマEXなど。
→参考記事:『【歯周病予防】歯周病予防のためのオススメの歯磨き粉!』
『虫歯』になりやすい場合!
虫歯が良くできてしまう場合は、フッ素が含まれている歯磨き粉を選ぶようにしましょう。
市販の歯磨き粉のほとんどはフッ素が入った歯磨き粉です。
その中でもフッ素の含有量が多い医薬部外品の歯磨き粉を選んでください。
(例)コンクールジェルコートFなど。
→参考記事『虫歯予防にオススメの歯磨き粉5選!』
『知覚過敏』のような症状!
冷たい飲み物を飲むと歯にしみる、という症状に悩まされている方も多いのではないでしょうか。
これは知覚過敏の患者さんに多い症状です。
飲み物だけでなく歯磨きで口をゆすぐ時に歯がしみてしまうと毎日の生活も嫌になってしまいますよね。
そんな人は知覚過敏の症状を予防する歯磨き粉を使いましょう。
(例)シュミテクトなど
磨き残しが多い場合!
歯磨き粉の使い方にもよりますが、歯磨き粉の中には”発泡剤”と呼ばれる泡立ちが良くなる成分が含まれています。
泡立ちが良くなれば洗濯と同じで清掃効率が上がり、磨き残しも少なくなります。
ただし、泡立ちが良いと磨けた気になってしまう人がいます。
そこだけ注意し、正しい歯の磨き方で丁寧に磨きましょう。
出血しやすい場合!
歯茎に炎症が起きている場合、出血がしやすくなります。
歯磨き粉には炎症を抑える成分が含まれているものがあります。
出血を抑えたいと考えている人は、そういった炎症を抑える効果のある歯磨き粉を使用してみるのも一つの方法です。
歯磨き粉の成分の効果とは?
多くの歯磨き粉がドラッグストアに並んでいますが、それぞれ何がどう違うのか、見分けがつきませんよね?
今回は歯磨き粉の成分別の効果をご紹介していきます。
硝酸カリウム・乳酸アルミニウム
この2つの成分には知覚過敏を抑制する効果があります。
シュミテクトの中にこれらは配合されており、歯がしみるのを防ぎます。
IPMP(イソプロピルエチルフェノール)
口内の様々な細菌に効果がある薬効成分です。
歯周病の発症には歯と歯茎の間にある歯周ポケット内に溜まっている細菌が関係していきます。
自宅で行う歯磨きでは正しい磨き方ができておらず、歯周ポケット内まできれいにすることが難しいのが現実です。
そのため、定期的に歯医者へ行き、歯のクリーニングをするのが効果的です。
「あまり歯医へ行く時間が無い・・・」という方は一度、IPMP配合の歯磨き粉をお試しください。
歯茎から歯周ポケットの奥へと浸透します。
発泡剤・研磨剤が入っていない歯磨き粉!
ここまで様々な歯磨き粉の成分を紹介していきましたが、ほとんどの歯磨き粉の中には”研磨剤”と”発泡剤”という成分が含まれています。
“研磨剤”とは、歯の表面に付着しているステインやプラークを効率的に除去できる成分です。
一方で、”発泡剤”は泡立てることでさらに効率的にプラークを除去できる成分です。
研磨剤も発泡剤も一見聞こえはいいですが、歯磨きの仕方が間違っている人にとっては悪影響を与えてしまいます。
歯ブラシでゴシゴシ強く歯を磨く人は研磨剤と相まって余計歯を削ってしまいます。
歯磨きの時間が短い人の特徴は、発泡剤で口の中が泡だらけになってしまい、「綺麗に磨けた!」と勘違いしてしまうことです。
研磨剤と発砲剤に不安のある方には、『コンクールジェルコートF』がオススメです。
コンクールジェルコートFはジェル状の歯磨き粉で、じっくりと時間を使って歯を磨くことができます。
また、研磨剤・発砲剤は含まれていませんが、フッ素が多く含まれており、歯を強くする効果があります。
症状別・成分別の歯磨き粉の選び方を知り、自分の症状にあった歯磨き粉を使ってくださいね!
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