【症状別】妊娠中の正しい口内ケア方法!

妊娠中は、歯肉炎や虫歯のリスク高まるといわれています。

そして、歯肉炎があると早産や低体重児のリスクも高まると言われています。

赤ちゃんの健康のためにも、妊娠中の口内ケアはとても大切です。

 

そこで今回は、妊娠中の正しい口内ケア方法、注意点などをお伝えしていきます!

【症状別】妊娠中の正しい口内ケア方法!

妊娠中に起こりやすいお口のトラブル!

妊娠中によく起こるお口のトラブルには、下記のようなものが挙げられます。

・歯茎が腫れる。

・歯茎からの出血。

・口の中のネバつき。

・歯がしみる。

・虫歯で歯が痛い。

・口臭が気になる。

 

このように、妊娠中は様々なトラブルが起こります。

これは、妊娠による女性ホルモンバランスの変化、つわりによるもの、食の嗜好の変化などが関わっています。

 

実は、妊娠中は今まで以上にお口の中をケアしてあげないと症状が進行してしまいます。

症状に合わせてしっかりケアをしましょう。

 

妊娠中の正しい口内ケア方法・注意点!

つわりがひどいときのケア方法!

妊娠初期は、つわりがあり気持ち悪くて十分に歯磨きができない、という方が多くいらっしゃいます。

この時期はホルモンバランスの変化により、歯茎に炎症を起こす菌が増殖しやすい時期です。

また、嘔吐によって口腔内が酸性に傾きやすので虫歯のリスクも高まります。

歯のケアは後回しにせず、できる範囲でケアをするよう心掛けましょう。

 

■つわりの際の歯のケアのポイント!

・ヘッドの小さい歯ブラシを使う。

・香料や味が強くない歯磨き粉を選ぶ。

・少し前かがみになって歯を磨く。

・デンタルリンスでうがいをする。

・嘔吐したあとはブクブクうがいをする。

→『歯ブラシを選ぶポイント!歯ブラシの種類・タイプ!

 

歯茎の腫れや出血のケア方法!

歯茎が腫れたり、出血するのは歯肉炎が原因です。

この状態を放置しているとさらに症状が進行してしまいます。

歯肉炎のケアはブラッシングが一番大事です。

 

■腫れや出血の際のケアのポイント!

・食後の歯磨き

・歯ブラシするときは小刻みに動かす

・歯と歯茎の境目をしっかり磨く

・デンタルフロスや歯間ブラシを併用する

・安定期に歯科医院で歯茎の状態をチェックしてもらう

 

正しいブラッシングができていないと歯肉炎は良くなりません。

一生懸命磨いているけど、歯茎の状態がよくならない場合は、安定期に入ったら早いめに歯科医院を受診しましょう。

歯肉炎の適切な処置、そしてブラッシング指導をしてもらうようにしましょう。

→『歯周病の予防方法!正しい歯磨きとオススメの歯磨き粉!

 

虫歯を予防のためのケア方法!

妊娠中は、食事のタイミングが不規則になったり、回数が増えたりしがちです。

さらに、酸っぱいものや甘いものを欲するようにもなり、虫歯のリスクがとても高くなります。

 

■虫歯予防のためのケアのポイント!

・食後の歯磨きとうがい。

・ダラダラ食いをできるだけ控える。

・キシリトールガムを噛んで唾液の分泌量アップ。

 

キシリトールは虫歯の予防に効果的であることが長年の研究によってわかっています。

キシリトール100%のガムやタブレットなど歯科医院で販売していることもあります。

検診のついでに、キシリトールについて歯科医師に聞いてみてるのもいいかもしれませんね!

→『妊娠中の虫歯の原因!5つの虫歯対策!

 

口臭のケア方法!

妊娠中は、唾液の出る量が減少するため、口臭も強くなりがちです。

思うように口腔内のケアもできず、口臭が気になることがあります。

→『妊娠中の口臭の原因!すぐにできる妊娠中の口臭対策!

 

口臭の予防もまずは、お口の中のお掃除が大切です。

食後の歯磨きとうがいで対策をとる他に、歯科医院にてクリーニングをしてもらうのもいいでしょう。

妊娠中期であれば、簡単な処置をしてもらうことは可能です。

出産後の口内ケアも重要!

赤ちゃんに虫歯をうつさないためには、お母さんそして子育てに関わる家族の方の口内ケアもとても大切です。

生まれたばかりの赤ちゃんには虫歯の菌は存在していません。

食べ物の口うつしや食べものをフーフーしたり、食器の共有などで親や家族を介して赤ちゃんに虫歯菌が感染してしまいます。

ですので、育児に関わる母親、家族もみんなで、口腔内のケアと虫歯があれば治療し、お口の中の虫歯菌の数を減らしましょう。

→『何歳から始める?赤ちゃんの歯磨き!

 

虫歯を放置したままにしているとお口の中は、菌でいっぱいになります。

その状態では、当然感染リスクも高まります。

赤ちゃんが生まれてくるまでに、そして生まれてからも、家族全員でしっかりと口腔内のケアを行うように心掛けるようにしましょう。

その他、食器は共有しないなどの配慮も心がけるといいでしょう。

 

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